言葉のうんちく工学



おっちゃんより(2002.05.11)
今日、町で見かけた(気付いた)看板
ハンコ「柳印舗」・・・・これってなんて読む?
PC添付の広辞苑には無かった!?
「イン」と「店舗」の「ポ」だからやっぱり「・・・」
さぞやしなやか!? (・_*)\ヲィヲィ

            
          ↓

ダ・ジャレ―伯爵調査


印舗・・・なるほど!
で、さっそくGoogleで検索したら出てくる出てくる832件。

田中印舗
斎藤印舗
伊藤印舗・・・となると
「オイ、オイ! 名指してそんなこと言っていいのか!?」とツッコミたくなるし、

「伊賀印舗」なんかだと「オイ! 忍法の間違いじゃないか?」といいたくなる。

永井印舗は「無意味なヤツだ」

喜藤印舗には「部分印舗ですか?」

カワイ印舗は「そういう人もいると思うが・・・」

コテラ印舗・・・「アチラもそうでした」

平安堂印舗・・・「安らいでどうする!」

一貫堂印舗・・・「居直ってどうする!」

楽善堂印舗・・・「楽しんでどうする!」

紺野印舗・・・・「色まで説明してどうする!」

ツルミ印舗・・・「ツルンでどうする!」

セイコウ堂印舗
紫香堂印舗
実門堂印舗
玉真堂印舗・・・・・・となると、
・・・・「これ、絶対分かっていてつけたな」と思うし、

精古堂印舗は「言葉の説明してますか?」というくらい理にかなっていて、

為安印舗は、目的がしっかりしている(ナンダ溜め込んでいるわけかァ)

こしこ印舗・・・まさか一番前にひらがな一字「し」なんて落としてないよね。
もし落としていたら気の毒で・・・













K−1のアンディ・フグが死んだ・・・・・

それで思い出したが、往年のアメリカ映画
「ある愛の詩」の主演女優は

アリー・マグロー
といった。













「ニンニク」は漢字で書くと
「大蒜」
だそうだが、

私はしばしば
「人肉」
という表示を目にする。

おそろしいことだ。













新聞読んでいたらこんな記事があった(2001年8月16日)。

サッカーW杯南米予選の
“コンドーム紛争”

【リオデジャネイロ14日】サッカーで宿命のライバル関係にあるブラジルとアルゼンチンが、
刺激的なポスターを巡り“場外乱闘”だ。

 両国は7月下旬、2002年W杯南米予選で対戦し、ブラジルが3―1で快勝したが、
この一戦の後、アルゼンチンのコンドーム・メーカー、トゥリパン社が、
両国の頭文字のA(アルゼンチン)を男性のシンボルに、B(ブラジル)を女性のおしりに見立て、
「雪辱戦に期す」とのコピー付きのポスターを張り出したのが発端。
これにブラジル側が猛反発した。

PRを担当した米大手広告代理店は「販売促進が狙いで、ブラジルのファンを侮辱するつもりはなかった」と釈明、
「良識の範囲を逸脱していた」と謝罪した。
両国の次の対戦はアルゼンチンで来年9月に行われる。














アメリカに行ってコーヒーを注文するのに
「アメリカン」と言ったバカがいた。
これはホントの話。
しかし次の話はマユツバだ。

アメリカで
「チョコレート」を注文したら「ココア」を渡された。
レストランで
「ココア」を注文したら「カカオ豆」が出てきた。

「ココア」は英語で「チョコレート」
「チョコレート」は英語で
「チョコレート・プレート(板チョコ)」
「ココア」といえば「カカオ」のことだそうだ。

どこまでホントか分からないけど・・・・・・。

















ィーバッグの話をしてたら、
紅茶の袋を操り人形みたいにヒョコヒョコさせるアノ袋が
「ティーバッグなのか
ティーパックなのか
はたまた
「ティーバックなのか
自信がなくなってきた。


そこで日東紅茶の公式サイトに行ってみたら
「日東紅茶からのお知らせ」コーナーには「ティーバッとあるのに、
「日東紅茶の生い立ち」コーナーでは「ティーバッが使われていた。

1961 (昭和36) 「日東ティーバック(缶入)」発売。以後、ティーバック全盛時代へ。
1962 (昭和37) ミニスカート大流行。

Tバックでミニスカなんて、昭和3
6年〜37年ってすごい時代だったんだァ〜。
















昔は時間も十二支で表した。
深夜0時が子(ね:ネズミ)の刻
それから24時間を12分割するのだ。

すると現在の昼の12時は、午(うま)の刻
そこでジャスト午の刻ということで「正午」という。
午より前が「午前」、後が「午後」となる

ちなみに「丑(うし)の刻」は午前2時前後。
二本のロウソクを頭に立てるのはウシに似せているのかもしれない。
















読売本社に勤務する社員の中にも阪神ファンはいる。
彼らは昼休みになると本社屋上に集合し阪神球団応援歌「六甲おろし」を合唱するそうだが、
その
歌は隠れキリシタンのオラショに似て、妙に哀愁を帯びていると言う。












昔は方角を十二支で表した。
北を子(ね:ねずみ)の方角として
時計回りに12分割するのだ。

十干十二支によると
北東(丑寅:うしとら)の方角は凶とされ、
普通はそれを「鬼門」と呼んだりする。

鬼門=丑寅の方角
だから鬼は
ウシの角を生やし、トラのパンツをはいている。

私はこの話のここの部分が好きだ。








ウラル山脈を挟んで西側をユーロ(ヨーロッパ)、
東側をロシアという。
だからふたつを合わせて
ユーラ(ロ)シア大陸
ゆうらしいや










健全な肉体に健全な精神
健全な肉体に健全な精神が宿るようなら簡単。
学校も道徳なんかやめて体育だけやっていればいい。
しかしそれなら〇〇大学のラグビー部や××高校野球部の不祥事は、どうやって説明されるのだろう。

100年以上前の話だが、インド植民地支配の総本拠「東インド会社」の社員夫人たちが、お節介なボランティア運動を始めた。
貧しいインド人たちに教育を施そうというのである。
身体ばっかし丈夫で智恵のない彼らに教育を。
その運動のスローガンが「健全な肉体に健全な精神を!」であった。
日本ではこの言葉が入学式でたびたび使われ、内心おもしろくなかったが、最近やや気持ちを変えつつある。

お前らバカだから、教育を施してやるゼ!
コレ、案外本音なのかもしれない。












カマトト
江戸時代、ある遊女が純情ぶって、
「カマボコはトト(魚)みたいに海で泳いでいるの?」
といったことから、遊里で流行りだしたものだという。
教養のある遊女だ。

ちなみに赤道直下で捕れたカマボコは
背の部分がピンクに染まってる












男をだますのにキツネやタヌキのようにシッポを振り回す必要もない、
そこから「オイラン」という言葉はできたという(ホントかね?)。

そのオイランの候補生、オカッパ頭にしたあどけない子どもたちを、
そのヘアスタイルから「禿(かむろ)」という。


禿でも 桃色ほどの ウソをつき

江戸時代の川柳にそう紹介されている。
つまりオイランは真っ赤なウソをついたというわけだ。












高校時代の日本史のテストで
鎌倉時代の僧虎関師錬(こかんしれん)の名が書けず、
「虎関知れん」と書いて×を食らった。
どうせ×なら
「股間試練」
と書いておけば良かったと、
いまだに悔やまれる












「汚職事件」を「お食事券」と聞き間違えた
という話はつとに有名だが
2000年7月18日午前7時のNHKラジオで、
ニュースキャスターの女性が

〇〇元代議士のオショクジジケン

というのを、私は確かに聞いた。















若い頃のデートスポットのひとつは横浜山下公園だった。

山下公園へ行くための駅のひとつはJR根岸線の関内(かんない)駅だが
「桜木町」を過ぎると車内放送は次のように言う。

次は〜関内、次は〜関内
(次、分んない、次、分んない)

・・・・・という話を聞いて実際に調べに行ったことがある。
ところがホントのところは「次の停車駅は、関内です」という
しごくもっともな、普通の放送だった。













古い中国の制度で、副将軍の家は門を黄色に塗ってその地位を表したという。
水戸光圀が「黄門」と呼ばれるのはそのためであるが、
「コウモン」
という発音からは別の漢字の方がはるかに早く思い浮かび、
その連想のためか、私は子どものころあの有名なセリフを次のように聞き違えていた。
「控えおろう! このインノウが目に入らぬか!」
・・・・・子ども心にも、それはあまり目に入れたいとは思わないものだった。











東京の永田町界隈を歩いていたとき、英文で
「ナショナル・ダイエット・ライブラリー」

という看板があり「さすが東京、ダイエットだけで図書館ができる」と感心したが、
行ってみたら「国立国会図書館」だった。
日本の国会は英語でThe Dietという。Dを大文字にするところが大切らしい。
ついでに言えば、「内閣」はキャビネットだし、「政党」はパーティーである。
政治に関する英語には、面白いものがある。










「アジアの舌」とも呼ばれるインド半島から滴り落ちる
「アジアのよだれ」みたいな島がある。
この島の住民は融通が効かず、
常に正義を主張しているらしい。
そこでこの島は
正論島
とも呼ばれるようになった(らしい)。











上の続きだが、その正論島
今の国名をスリランカという。
ここまでは多くの人が知っている。
しかし首都がコロンボから移ったことは
(もう10年以上前のことなのに)
案外知られていない。

新しい首都の名は
スルジャヤワルダナプラコッテ
という異常に長い名前だ。









「四苦八苦」
「四九36(4×9=36)」
「八九72(8×9=72)」
合わせて108。したがって煩悩の数は百八つ。
除夜の鐘が108回鳴らされるのはそのためである。

・・・・・・・という話は、良くできたまったくのでたらめである。







口という字の中に横棒を入れると「日」
日の上に「ノ」を書くと「白」
白の上に横棒を書くと「百」
百の上に「ソ」を書くと「首」
首に「しんにょう」を加えると「道」
・・・・・・・さて、どこに間違いがあるのだろう?


こんなのに引っかかる奴がいるもんかと思うだろうが、じつによく引っかかる。
実際に鉛筆で書きながら、平気な顔をし間違った「首」を書いても、
間違った「道」に至っても、まだ気づかない人は驚くほど多い。














よく「けんけんがくがく」などと間違えられるのだが、
「喧々囂々(けんけんごうごう)」は非難をする(あるいは受ける)場合の言葉であり、
「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」は白熱する議論の場合の言葉である。
ついでに言えば「リンリン・ランラン」は大昔の双子のアイドル。
「カンカン・ランラン」は日本に最初に来たパンダの名である。





















「親分」
身分差別の厳しかった300年前は、
江戸の人口がいくら増えようとも、
犯罪がどれほど増加しようとも、
それに応じて役人を増やすわけにはいかなかった。

そこで町奉行配下の同心たちは、各町々のボスを犯罪捜査の手先として使うことを考えた。
よそ者の犯罪や重大犯罪に対し「毒をもって毒を制する」という考えである。
それが「目明し」「岡引」と呼ばれる人々だ。
銭形平次が「親分」と呼ばれるのも、帯刀していないのもそのためである。

同心の手先となる見かえりは、彼らの犯す小さな犯罪(必要のない用心棒料の請求・恐喝・ばくちなど)を見逃すこと。
平次が常に小銭を用意していたのはそういう事情によるが、
この人、案外セコイ恐喝をこまめにやっていたような気がする……。















主食の横に付録のようについた汁物。
かつてそれは「御付け(おつけ)」と呼ばれた。
それが丁寧に呼ばれて「御御付け(みおつけ)」となり、
さらにに丁寧にされて「御御御付け(おみおつけ)」になったそうだ。
「おトイレ」という言葉を聞くといつも思い出すのはこの逸話と、「音入れ」つまりテープレコーダーのこと。
しかし「テープレコーダー」も死語化しつつある。




















1969年春、世界は中ソ武力衝突のニュースに揺れ動いた。
ハバロフスクから南へ250キロ、ウスリー河に浮かぶ74ヘクタールの小島ダマンスキー島の領有をめぐる争いが発端であった。
この島、中国名を珍宝島という。




















大根は食べ合わせがよくて、どんなものと一緒に食しても絶対に当たることがない。そこで、絶対当たらないヘボ役者のことを「大根役者」という。
西洋の演劇で最も人気のある役はもちろんハムレット。
どんなヘボ役者でも「生きるべきか死ぬべきか……」は必ず暗記していてやりたがる。
そこで「大根役者」のことを
ヨーロッパでは「ハム役者」という
のだそうだ。
(でも、これってホントかなァ?)




















昔、浪花千恵子という名の女優さんがおられて、ずいぶん長いこと「オロナイン軟膏」のコマーシャルをされていた。
名脇役には違いないがさしてアピール度の高くないこの人が、なぜ何年もこのコマーシャルで使われるのかとても不思議だった。
そしてそれから十年以上もたって、その理由を知った。

浪花千恵子さんの本名は
南向菊乃(なんこう・きくの)
とおっしゃるのだ。
なるほど・・・・・。


















西欧の卒業式は6月に行われる。
その卒業と同時に結婚する女性だけが、本物の「6月の花嫁」
なのだそうだ。
世間を知らず、他の男も知らないまま結婚する女性が幸せになるというのは、ある意味で現実的な話なのかもしれない。

何年も独身生活を満喫し、多くの男たちを手玉に取った熟練の女性が、
無理をして6月に吉日を探すのは、だから愚の骨頂なのだ
















サンスクリット(梵語:古代インド語)のアルファベットは
「あ」に始まり「うん」で終わるそうだ (日本語の「あいうえお」に似ている)。
そこから「あうん」といえば「すべて」を表すことになる。

寺社の仁王や狛犬の一方が口を開けて「あ」と叫び、 他方が「うん」と口を結ぶのは、
その間に「すべて」があることを示しているからという。

純粋な日本語としては「1から10まで」が同じ意味。
英語には「AからZまで(from A to Z.)という言い方がある。

どこぞのバカのお言うような「あッ」「う〜ん」ではない















金玉均

1884年朝鮮で「甲申事変」を起こした
ブルジョワ的啓蒙家・革命思想家・政治家。
1894年にテロリストによって非業の死を遂げた。
名はもちろん「玉均」であって「均」ではない。

















昔、「ウーパールーパー」という奇妙な水生動物が流行ったことがあった。
これは、足の生えた巨大なオタマジャクシみたいな生き物で(ただし色はピンクの混じった白、
その姿にふさわしく、大人になりかけたまま止まってしまった、そういうものらしい。

図鑑で調べると説明の横に「アホロ−トル系」とある。
なるほど、大人になり切れない「アホ」な「ロートル」には違いない。
しかしホントはどういう意味なのだろう「アホロートル」
















奈良時代中期の孝謙(こうけん)天皇は怪僧道鏡を重用したために政治を乱した。
孝謙天皇が女性だったことから、当然二人の性関係が噂されたが、江戸時代の川柳には、
「孝謙は 崩御崩御と 詔(みことのり)」
というのがある。
天皇だから「死ぬ、死ぬ」とは言わなかっただろうということである。





















ベトナム戦争の末期、
北ベトナムに、「アル将軍」という人がいた。
その頃の日本には「ぼう大蔵大臣」(坊大蔵大臣)という人がいた。
ところが同じ時期、
まったく謙虚さが感じられない名前の人が韓国にいた。


「ボク大統領」























「1794年アメリカで消費税に反対して
ウィスキーが反乱を起こした」
と歴史年表に書いてある。
何のことか分からん。

酒税だったら良かったのか?






















アメリカンマフィアの活躍華やかりしころ、
ファミリー同士の抗争から、密輸品を運ぶのトラックがしばしば強奪されたという。
たいていは「ヨォ、兄チャン」とか言ってトラックに近づき、いきなりピストルを向けるというやり方だった。

「ヨォ、兄チャン」は英語で「ハ〜イ、ジャック」である


だからバスの乗っ取りも「バスのハイジャック」でいいのだけど、なぜかバスジャックという。



















オランダでもっとも人気のある保養地

スケベニンゲン

(あなた、そこの出身じゃないの?)
















もちろん知ってると思うが、
キューリー夫人はナースじゃない



















南アメリカでアコンカグアに次ぐ第2の高峰はチンボラソ山(6310m)である。
しかし高校の地図帳(帝国書院)の「おもな山および火山」の南アメリカの項には
アコンカグアとコトパクシ(火山)しか載っていない。




















スペイン人ピサロの攻撃を逃れて、アンデス山中に第2インカ帝国を築いたのは
マンコ2世である。1544年戦死




















南アフリカ共和国内にバストランドと呼ばれる地域がある。
アメリカ西海岸はもちろんウエストコーストだ。
しかし北海道中央部の町は残念ながら「ヒップ」ではなくピップと読む。




















乳児ーランドという微笑ましい国があるそうだ。




















レーニン(は)

スターリン(ふ)

フルシチョフ(は)

ブレジネフ(ふ)

アンドロポフ(は)

チェルネンコ(ふ)

ゴルバチョフ(は)

エリツィン(ふ)

はげ
ふさふさの政権交替の系譜。

こういうふざけたことをやっているから、ソ連は滅びるんじゃ!













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